冬はニットやセーターなど、平干し指定の衣類が増えてお手入れが大変ですよね。専用ネットがない、広げる場所がないなどのお悩みも多いと思います。ここでは、家にあるものを使って平干しと同じ効果を出す簡単な代用方法をご紹介します。
バスタオルと物干しラックで作る即席の平干し台
バスタオルを物干しラックにふんわり掛け、その上に衣類を広げるだけで平らに干す環境が作れます。タオルが余分な水分を吸い取り、型崩れ防止にもつながります。
ポイント
- タオルは厚すぎないものを1枚だけ使用する
- 湿気がこもらないよう、ときどき位置を変える
まな板・トレーなどを使った置き型平干し
キッチンにある大きめのまな板やトレー、オーブン天板などは平干しの代用品として使えます。軽いニットやTシャツなどに向いています。
ダイニングチェア2脚で作る橋渡し平干し
椅子を2脚並べ、その上にタオルや薄めの板を掛ければ大きめの衣類にも対応できる簡易平干し台が作れます。ロングカーディガンやワンピースにも便利です。
ハンガーを組み合わせて作る立体平干し
ハンガーを2〜3本組んで橋のようにし、上にタオルを掛けて平らな面をつくる方法です。少ないスペースでも使えるため、浴室乾燥や室内干しで活用しやすいアイデアです。
コツ
- たわまないよう太めのハンガーを使用する
- 水滴が落ちないよう脱水を丁寧に行う
床置き+除湿機で乾きやすい環境をつくる
床にタオルを敷いて平らに衣類を置く方法も可能ですが、湿気がこもりやすいため除湿機やサーキュレーターの併用が前提です。広いスペースで形を整えやすい点がメリットです。
注意点
- フローリングに直接置かないようタオルを必ず敷く
- こまめに風を送って湿気を逃がす
まとめ|代用でも平干し効果は十分に出せる
平干しネットがなくても、家にあるものを工夫すれば型崩れや伸びを防ぐ方法はたくさんあります。特にニットやウールなど伸びやすい素材は、濡れた状態では吊り干しを避けることが大切です。乾きにくい冬こそ、平干しの工夫で仕上がりが大きく変わります。
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