
秋は空気が澄んでいて洗濯物もよく乾く、外干しにぴったりの季節です。夏に比べると日差しもやわらぎ、ふんわりと乾いた衣類からは心地よい香りがしますよね。
一方で、秋は季節の変わり目でもあり、ブタクサやヨモギなどの“秋花粉”が飛ぶ時期。さらに冬に向けてはPM2.5や大気汚染の影響も気になってきます。特に赤ちゃんやアレルギーのあるご家族がいる家庭では、ちょっとした工夫で快適さが大きく変わります。ここからは、一年を通じて外干しで注意したいポイントを季節ごとに紹介していきます。
1. 春(2〜5月)|花粉と黄砂のシーズン
春はスギやヒノキの花粉がピークを迎える季節。外干しした衣類に花粉がつくと、室内に持ち込む原因になり、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状が出やすくなります。さらに中国大陸から飛来する黄砂は、白い服を黄ばませたり、生地を傷めたりすることも。
対策
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花粉が多い昼前後や夕方は避け、朝のうちに干す
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取り込む前に軽くはたくと花粉を4〜6割減らせる(ウェザーニュース調べ)
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花粉や黄砂が気になる日は部屋干しに切り替える
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洗濯物の仕上がりを守るためには、日ごろから**洗濯槽の掃除** を行い、洗濯機自体を清潔に保つことも大切です。
2. 梅雨(6〜7月)|湿気とカビ対策
梅雨の時期は湿気が多く、外に干してもなかなか乾かないことがあります。その結果、雑菌が増えてしまい、いわゆる「部屋干し臭」が発生しやすくなります。赤ちゃんの肌着やタオルは特に清潔に保ちたいものですよね。
対策
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晴れ間を狙って午前中に短時間で外干し
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室内干しでは除湿機や扇風機を併用して乾きを早める
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赤ちゃん用の衣類は乾燥機やアイロン仕上げで安心度アップ
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部屋干し臭が気になるときには、酸素系漂白剤を取り入れるのがおすすめです。正しい使い方については、漂白剤の活用方法 をぜひ参考にしてください。
3. 夏(8〜9月)|紫外線と大気汚染
夏は日差しが強く、洗濯物があっという間に乾く季節。ただし、紫外線による色あせや繊維の傷みには注意が必要です。さらに都市部では排ガスやPM2.5の濃度が高まる日もあるため油断できません。環境省もPM2.5が多い日は外干しを控えるよう呼びかけています。
対策
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色柄物は裏返して干すと色あせ防止に
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直射日光ではなく、ベランダの奥や日陰を活用
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PM2.5情報を確認し、数値が高い日は部屋干しに切り替える
4. 秋(10〜11月)|快適だが“秋花粉”に注意
秋は外干しが気持ちよくできる時期ですが、ブタクサやヨモギなどの秋花粉が飛ぶため油断は禁物です。また、朝晩の冷え込みで夜露がつくとせっかく乾いた洗濯物が湿ってしまいます。
対策
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午前中に外干しして夕方前には取り込む
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花粉がつきにくい午前中を選ぶ
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室内に入れる前にはたいて花粉を落とす
5. 冬(12〜1月)|乾燥とPM2.5に注意
冬は空気が乾燥して洗濯物がカラッと仕上がりやすい季節。ただし、大気が停滞して排ガスやPM2.5がたまりやすい日もあります。洗濯物への直接的な影響は明確に証明されていませんが、気になる方は室内干しを推奨しています。
対策
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PM2.5の数値が高い日は無理に外干しせず部屋干しに
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夜間は湿気や冷気で衣類が湿りやすいため日中に取り込む
6. まとめ|秋の今こそ、外干しとクリーニングの使い分けを
秋は「外干しに最適」と思える季節ですが、実は花粉や夜露など見えないリスクが潜んでいます。これから冬にかけてもPM2.5や大気汚染の影響が増えるため、天気予報や大気情報を確認しながら、外干しと部屋干しを賢く使い分けることが安心につながります。
そして「花粉や汚れが本当に落ちているか不安…」というときには、クリーニングを利用するのもおすすめです。プロの高温処理や特殊乾燥は、家庭では落としきれない花粉や雑菌をしっかり除去。外干しの気持ちよさとプロの仕上げを組み合わせて、季節の変わり目の秋から、一年を通じて清潔で快適な暮らしを守っていきましょう。
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