新品の服、洗うべき?洗わなくてもいい?購入後の正しい扱い方

「新品の服って、着る前に洗うべき?それともそのまま着ても大丈夫?」
洋服を購入したとき、多くの方が一度は迷うこの問題。実は「新品=清潔」ではないことをご存知ですか?このコラムでは、新品の服を洗う必要性と、その理由、そしてアイテム別の注意点について詳しく解説します。

 

新品の服は洗うべき?答えは「基本的にYES」

新品の洋服には、製造・流通の過程でさまざまな化学物質やホコリ、雑菌などが付着している可能性があります。たとえ一度も着用されていなくても、清潔とは限らないのが現実です。

洗ったほうがよい理由

  1. 化学物質による肌トラブルを防ぐ
    新品の服には、防シワ・防縮・防カビなどの目的で「ホルムアルデヒド」などの薬剤が使われていることがあります。これらは敏感肌や赤ちゃんの肌にとって刺激となることがあり、かぶれや赤みなどの皮膚トラブルを引き起こすことがあります。
  2. 見えない汚れや菌を除去する
    試着された商品や、長期間店舗に展示されていた衣類には、人の手による皮脂や空気中のホコリ、細菌が付着していることもあります。目に見えなくても、肌に直接触れる服なら気になりますよね。
  3. 吸水性や肌ざわりをよくする
    新品の服には「糊(のり)」が効いていることが多く、これが吸水性を妨げたり、肌ざわりを固く感じさせたりする原因になります。洗うことで、素材本来のやわらかさが戻ります。

こんな服は特に洗っておこう

以下のようなアイテムは、使用前に洗うことを強くおすすめします。

  • 赤ちゃんや子どもの服:肌が敏感なため、化学物質の影響を受けやすい。
  • 肌に直接触れる服:下着、Tシャツ、パジャマ、肌着など。
  • 汗をかきやすい季節の衣類:吸水性や通気性を考慮して初回洗濯を推奨。
  • 濃い色の服やデニム:色移りや色落ちの予防のため単独洗いを。

洗わなくてもOKな場合は?

洗わずに着る選択肢も「絶対NG」ではありません。以下のような場合は、洗わずに着用する人もいます。

  • アウターやコート類(肌に直接触れない)
  • 高級素材や洗濯不可のもの(※購入後は風通しの良い場所に干すと◎)
  • 特殊加工済みの商品(リントラク加工、撥水加工など)

ただし、気になる方や肌トラブルが起きやすい方は、やはり一度洗ってからの使用がおすすめです。

新品の服を洗うときのポイント

  • 洗濯表示を確認:素材によっては縮み・色落ちの可能性あり。
  • 単独洗いが安心:特にデニムや濃色系の衣類は要注意。
  • 手洗いやおしゃれ着コースの活用:ウール・シルクなどのデリケート素材には適切な方法を。
  • クリーニングを活用:クリーニングに任せれば、防臭加工や撥水加工によりメンテナンスが楽になり、さらにプロのプレスで畳みジワも解消されて便利です。

まとめ:新品の服は「洗うのが基本」

新品の服は見た目がきれいでも、目に見えない汚れや薬剤が付いている場合があります。とくに肌に直接触れる衣類や、お子さま用の服は「洗ってから使う」のが基本です。少しの手間で安心して着用できるので、ぜひ実践してみてください。

 

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