
毎日の暮らしの中で気づかぬうちに溜まってしまう「皮脂汚れ」。衣類の襟元や枕カバー、浴室や床など、さまざまな場所で発生するこの汚れは、実はとても落としにくい厄介者です。
「皮脂汚れにはどんな洗剤が効くの?」
「アルカリ性と酸性、どちらが効果的?」
「重曹とクエン酸、使うならどっち?」
そんな疑問を解決するために、皮脂汚れに強い洗剤の選び方や成分の性質について、わかりやすく解説します。
皮脂汚れの正体とは?なぜ落としにくい?
皮脂汚れとは、私たちの皮膚から分泌される皮脂や汗に含まれる油分・タンパク質・塩分などが混ざり合った汚れのことです。空気中の酸素に触れて酸化することでこびりつきやすくなり、時間が経つほど落としにくくなるのが特徴です。特に衣類やリネン類に蓄積すると、黄ばみや黒ずみの原因になります。
洗剤の「性質」がカギ!皮脂汚れに効くのはアルカリ性
皮脂汚れの主成分は「油脂」や「タンパク質」。このような汚れを分解するには、アルカリ性洗剤が効果的です。
- アルカリ性洗剤は、油を分解し、たんぱく質を乳化・溶解する作用があります。
- 酸性洗剤は水垢やサビなどのミネラル汚れに効果があるため、皮脂汚れには不向きです。
つまり、皮脂汚れ=アルカリ性洗剤で落とすのが基本です!
重曹とクエン酸、皮脂汚れに効くのはどっち?
ナチュラルクリーニングでよく使われる「重曹」と「クエン酸」も、性質の違いで得意な汚れが変わります。
洗浄剤 | 性質 | 得意な汚れ | 皮脂汚れへの効果 |
重曹 | 弱アルカリ性 | 皮脂・油汚れ | ◎ 高い洗浄力 |
クエン酸 | 酸性 | 水垢・石鹸カス | △ あまり効果なし |
重曹は弱アルカリ性で、皮脂汚れを中和・分解するのに適しています。一方、クエン酸は酸性のため、皮脂汚れにはあまり効果がありません。
「皮脂汚れには重曹」「水垢にはクエン酸」と使い分けるのがポイントです。
洗剤選びで迷ったら?ラベルの「何性」表示をチェック!
市販の洗剤には「中性」「弱アルカリ性」「アルカリ性」といった表示があります。皮脂汚れをしっかり落としたいなら、中性よりもアルカリ性寄りの洗剤を選びましょう。
- 中性洗剤:素材にやさしいが皮脂汚れにはやや弱め
- 弱アルカリ性洗剤:皮脂汚れに効果があり、衣類にも使いやすい
- アルカリ性洗剤:強力な洗浄力。頑固な汚れや洗浄力重視の場合におすすめ
たとえば、ウタマロ石けんやオキシクリーンなどは弱アルカリ性〜アルカリ性で、皮脂汚れに強いと人気です。
皮脂汚れにおすすめの洗剤・アイテム例
- オキシクリーン(酸素系漂白剤)
→ 湯に溶かして「オキシ漬け」することで、衣類の黄ばみや皮脂汚れをしっかり除去。 - ウタマロ石けん
→ 襟や袖口の皮脂汚れ落としに定番。部分洗いにも◎ - 重曹ペースト(重曹+水少量)
→ 浴槽やフローリングの皮脂汚れに。スポンジでなじませてこすり洗いが効果的。 - セスキ炭酸ソーダスプレー
→ アルカリ度が重曹より高く、皮脂・たんぱく質汚れに即効性あり。
まとめ|皮脂汚れには「アルカリ性」で攻めるのが正解!
皮脂汚れをしっかり落としたいなら、洗剤の「性質」を見極めて選ぶことが重要です。
- 皮脂汚れにはアルカリ性洗剤が効果的!
- 重曹>クエン酸、迷ったら重曹を選びましょう
- ウタマロ石けんやオキシクリーンは実績も豊富でおすすめ
衣類・床・お風呂など、皮脂汚れが気になる場所に合わせて、正しい洗剤を使い分けることで、しつこい汚れもスッキリ清潔に。お掃除・洗濯がもっと楽になりますよ。
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