
太陽の光をたっぷり浴びた洗濯物は、ふわっと乾いて気持ちがいいもの。特に夏場は乾きも早く、外干し派の方にとって絶好のシーズンです。しかし、強い紫外線が降り注ぐこの時期、衣類にとっては大きなリスクも潜んでいます。
知らず知らずのうちに衣類が日焼けして黄ばんだり、色褪せたり、素材が傷んだり…。そんなトラブルを防ぐために、今回は夏の外干しでできる衣類の日焼け防止対策をご紹介します。
なぜ衣類は日焼けするの?
紫外線は、衣類の繊維を直接攻撃します。繊維の中の染料が分解されることで色が褪せたり、繊維そのものが劣化して黄ばみや生地のダメージが生じます。特に綿やリネンなどの天然素材、黒や濃い色の衣類は紫外線の影響を受けやすいとされています。
また、湿った状態で強い日差しにさらされると、熱と紫外線のダブルダメージで、黄ばみや硬化が進みやすくなるため注意が必要です。
外干し派におすすめ!衣類の日焼け防止対策
- 直射日光を避けて干す
ベランダの屋根下やシェードを活用して、直射日光を遮りましょう。日陰干しにするだけで、衣類のダメージはぐっと軽減されます。 - 裏返して干す
表面の色褪せを防ぐために、衣類は裏返して干すのがおすすめです。プリントTシャツや色柄物の外干しには特に有効です。 - 乾きやすい時間帯を選ぶ
紫外線が最も強い10時〜14時を避け、早朝や夕方に干すと、日焼けリスクを抑えながらしっかり乾かせます。 - 衣類カバーやランドリーネットを使う
紫外線カット機能のある衣類カバーやランドリーネットを使うと、外干しでも紫外線ダメージを防ぐことができます。 - クリーニング店の「UVカット加工」を活用する
プロのクリーニング店では、撥水加工や防汚加工だけでなく、衣類に「UVカット加工」を施すメニューを用意しているところもあります。特殊な薬剤で繊維をコーティングすることで、紫外線をブロックし、色あせや生地ダメージを軽減できます。特に、大切なアウターや通勤用の服など、長くきれいに保ちたい衣類にはUVカット加工を検討してみるのもおすすめです。 - 乾いたらすぐ取り込む
乾き次第すぐ取り込むことで、必要以上に紫外線を浴びせずに済みます。タイマー機能付き物干し器なども便利です。
日焼けしてしまった衣類の対処法
もしうっかり日焼けしてしまった場合、早めのケアがポイントです。
軽度な色あせ・黄ばみの場合
- 酸素系漂白剤を使ったつけ置き洗いでリフレッシュできる場合があります。
- 生地を傷めないよう、必ず洗剤の使用表示を確認しましょう。
深刻な色褪せやダメージの場合
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自宅での回復が難しいと感じたら、無理にこすったり漂白したりせず、プロのクリーニング店に相談を。
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クリーニング店では「色かけ(染色補修)」という技術を用いて、色褪せた部分だけを補色することができます。
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色かけは職人技が必要ですが、うまく補修できれば新品同様の見た目を取り戻すことも可能です。
まとめ
夏の外干しは気持ちいい反面、衣類にとっては紫外線という大敵も存在します。
直射日光を避ける、裏返して干す、干す時間帯を工夫する、カバーやUVカット加工を利用する…。
ちょっとした心がけで、大切な衣類を長持ちさせることができます。
「お気に入りの服がすぐに色あせてしまった…」とがっかりしないためにも、今年の夏はぜひ、日焼け防止対策を取り入れてみてくださいね!
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